くらし

どうして最近ペットボトルのキャップが取れないようになっているの?

ドイツ在住のみなさん!最近ペットボトルや牛乳パックが使いづらいなぁと感じていませんか?
キャップを開けても本体から外れず飲み口のすぐ下にくっついたままになっていますよね?

どうやら2024年7月から、キャップ一体型のペットボトルがヨーロッパ全体で義務化されたらしいのです。
しかもペットボトルだけでなく、牛乳やジュースの入ったテトラパックもです。
つまり、プラスチック製のキャップが付いた飲料のほとんどが対象になっています。

理由は環境保護のため。
ヨーロッパではペットボトル本体に比べてキャップのリサイクル率が低く、ごみとして捨てられることが多いそうです。
特に海岸でポイ捨てされたキャップが、大量の海洋ごみとなっているのが大きな問題だとか。
そこで、キャップが本体から取れないようにすることで、キャップの回収率を上げる狙いがあります。

ところがこれが使いづらい…!
ペットボトルから直接飲むにしても、グラスに注ぐにしても、必ずキャップが邪魔をしてきます。
閉めるときもどうも扱いにくく、きちんと閉まっていなくて漏れていた!なんてことも。
キャップの内側に付いている牛乳がポタッと垂れたりするのも嫌ですよね。

もちろん環境問題のことを考えれば仕方ない部分もありますが、もう少しどうにかできないものかと思ってしまいます。
あとちょっとキャップが大きく倒れて、ピタッと止まってくれたりしたら少しは使いにくさも軽減するかも?とか考えたり…

とりあえず今は慣れるしかないですね!
義務化の前から徐々にキャップ一体型のボトルが増えていたので、むしろすでに慣れて来ている気もします。
というより、こちらに住んでいると、ちょっとした不自由に慣れることに慣れるというか…笑

でもいつか環境問題も使いやすさも両立できるような画期的なデザインができるといいなぁと思います。

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