あそび

読みながら始められる「ドミニオン」ルール解説

概要

対象年齢  13歳以上
プレイ人数 2-4人
プレイ時間 30分

終了条件
次ののどちらかが発生したら終了
  場にある属州カードがなくなる
  場にある山札が3種類なくなる

勝利条件
ゲーム終了時に獲得点数が多いプレイヤーの勝利

内容物と名称

ゲーム進行のイメージ
①新しいカードを買って持ち札を増やす
②いらなくなったカードを廃棄するなど持ち札の内容を濃くする
③得点カードを買い集める

準備

ゲームを始める前に場の準備をしていきましょう

各プレイヤーの準備

各プレイヤーは銅貨カード7枚と屋敷カード3枚を持ち札として用意する

10枚の持ち札を自分でシャッフルして裏返しで置き、上から5枚を最初の手札とする

捨て札置き場も決めておく

場の準備

廃棄カード置き場を用意する

以下の山札を用意する
財宝カード(金貨、銀貨、銅貨)

得点カード(屋敷、公領、属州)
プレイ人数に応じた枚数を用意する
 2人    それぞれ8枚ずつ
 3人、4人 それぞれ12枚ずつ

王国カード(任意の10種類)
王国カードは26種類あり、そこから10種類を自由に選んで使う

初めて遊ぶときにおすすめな10種類
堀、村、商人、地下貯蔵庫、市場、民兵、鉱山、鍛冶屋、改築、工房

庭カードはプレイ人数によって用意する枚数が変わる
 2人    8枚
 3人、4人 12枚

魔女カードを使う場合はプレイ人数に応じて場に呪いカードも用意する
 2人 10枚
 3人 20枚
 4人 30枚

場の並べ方の例

進め方

準備ができたらいよいよゲームスタート!
最初のプレイヤーを決め、そこから順番に手番が回っていきます。
各プレイヤーが自分の番でやることは大きくわけてA、B、Cの3つです。
A→B→Cの順に行い、Cまで終わったら次のプレイヤーに移ります。

A Action アクション


・手札の中にある王国カードを1枚使える
・使うカードに書いてあることに従ってアクションを行う


+1カード
持ち札の上から1枚手札に加える(必須)
+1アクション
もう1枚王国カードを使える(任意)
+1購入
購入できるカード枚数が増える(任意)
+①
購入のときに使える財宝が増える(任意)

全てその手番限りの効果で、次回以降には持ち越されない

B Buy 購入


・手札の中にある財宝カード(+あればアクションで得た財宝)を使って場にあるカードを1つ購入できる

・財宝カードの上部に書いてある数字がその財宝の価値(使える額)

・各カードの下部に書いてある数字がそのカードを購入するためのコスト(値段)

・購入したカードはすぐには使わず捨て札置き場へ置く(下図B

C Clean up クリーンアップ


・使った王国カードや財宝カード、新しく購入したカード、残った手札を全て表向きで捨て札置き場へ移す(下図C-1

・持ち札の上から5枚を引き、新たな手札とする(下図C-2

・持ち札を使い切って引くカードが無くなった場合、捨て札置き場のカードを全てシャッフルし、裏返して持ち札にする(下図C-3

得点計算

A→B→Cを各プレイヤーが順番に行い、終了条件が発生したらゲーム終了です。
自分が持つ全ての得点カードを計算し、得点の多い人の勝利です。

・屋敷カード 1点
・公領カード 3点
・属州カード 6点
・呪いカード -1点

庭カードの計算方法
・持ち札全部の枚数を数え10枚につき1点加算する

・庭カードを複数持っている場合は、その枚数分加算する
  持ち札37枚(庭カード2枚)
   →3点×2=6点加算

Q&A

得点カードはアクションや購入で使えるの?
→いいえ。得点カードはゲームが終わって計算する時に初めて役に立つカードです。なので、あまり早くから得点カードばかり集めてしまうと、持ち札の回りが悪くなり、高いコストのカードを購入しにくくなるので注意です。

持ち札の山がなくなりそうだから早めに捨て札を持ち札に加えてもいい?
→いいえ。持ち札全体をできるだけ均等に使っていくために、捨て札を加えるのはギリギリまで待ちましょう。

捨て札と廃棄は何が違うの?
→捨て札置き場に置いたカードはいずれ自分の持ち札に戻りますが、場の廃棄カード置き場に置いたカードは最後まで自分の持ち札には戻りません。

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