海外生活を始めるとき、荷造りってわからないことだらけですよね。
行った先に何があって、何が無いのか。
持っていける荷物は限られているので、現地で調達できないものを優先して詰めていきたいものです。
結論を先に言ってしまうと、スキンケア用品や化粧品などはある程度日本から持って行ったほうが安心です。
徐々に現地で探すとしても、自分に合うものがすぐに見つかるとは限らないからです。
そもそも無いものだってあります。
化粧品なら、かさばらないものが多いので、優先して持って行っても良いのではないかと思います。
ということで、私がドイツに住んでみて日本から持って来てよかったと感じるものを、今回はコスメに絞って紹介したいと思います。
化粧水
まず日本とドイツでは化粧水の役割が違います。
日本で化粧水は「潤いを与えるもの」
ドイツで化粧水は「汚れをふき取るもの」
ドイツの硬水で洗顔するとカルキが肌に残ってしまうため、化粧水でふき取るのが良いとされているのだそうです。
なので、日本のような保湿力の高い化粧水はこちらではあまり見かけません。
水ものは重いし場所を取ってしまいますが、これは日本から持ってくることをおすすめします。
乳液
乳液は種類がとても少ないです。
美容液やクリームはあるので、それで事足りるということなのでしょう。
もちろんそれで充分なのでしょうが、わたしは乳液のさらっとした使い心地が好きで、日本に帰るとまとめ買いします。
これは好みの問題だと思うので、必要であれば持って行く程度でいいと思います。
メイク下地
ドイツでは日本のようにしっかりメイクをしている人ばかりではありません。
普段はすっぴんだという人もたくさんいます。
そのせいか、化粧品のラインナップも日本とは少し異なります。
メイク下地もその一つです。
日本のようにトーンアップできたりカラーコントロールできたりする高機能なものは無く、あってもBBクリームのようなものだと思います。
こだわりがある場合は日本で調達していきましょう。
ファンデーション
ファンデーションはドイツにもあるのですが、合う色を見つけるのが少し大変かもしれません。
たくさんの色を揃えているハイブランドのお店にはあるかもしれませんが、ドラッグストアなどでは選択肢が少なく、アジア人に合うものは見つからない可能性があります。
日本で使い慣れたものを持っていくのが無難です。
オイルメイク落とし
1年中乾燥しているドイツでは、メイクを落とすときも洗顔のときも、いかに水分を失わないかが重要です。
そのため、メイク落としもコットンでふき取るタイプのやさしいものが多いです。
なかなか落ちない濃いメイクは主流ではないからでしょうか。
私はオイル系のお風呂でも使えるタイプが好きでよく使っていたので、ふき取りがあまり好きになれず、結局日本から持ってきたものを使っています。
しっかりメイクをして、しっかり落としたいという方は日本から持っていくといいと思います。
ポイントメイク
実はドイツのポイントメイクについては詳しくありません…
化粧品自体が小さく、日本からいろいろ持って来られたので、それを使い続けています。
元々すぐに無くなるものではない上に、ドイツに来てからあまりメイクをしなくなり、買い足さなくても大丈夫だからです。
以前アイブローマスカラをこちらで探したことがあるのですが、なかなか良い色が見つけられず、結局日本のものに落ち着いたという経験があります。
そういうこともあるので、メイクにこだわりが無い方は一通り持ってきてしまうと楽かと思います。
ちなみに私が冒険していないだけで、もちろんドイツにもたくさんポイントメイク商品はあります。
自分の肌との相性をそこまで気にしなくて良い分、ベースメイクより手を伸ばしやすいかもしれないですね。
オーガニックのものも多く、試してみる価値はありますよ!
おわりに
いかがでしたか?
お店でコスメを選ぶのは楽しいし、海外で新しいブランドに出会うのも素敵ですよね。
自分に合うお気に入りコスメをじっくり探すためにも、最初は日本から用意していくと気持ちにゆとりができる気がします。
海外に移住、留学する際の参考になれば嬉しいです。