日本にいると水道からきれいな水が出てくるのは当たり前。
しかし海外ではそうとは限りません。
ではドイツはどうでしょうか?
水道水は飲める
結論から言うと、ドイツの水道水は飲めます!
私が調べた限りでは、ドイツの水道水は厳しい基準できちんと管理されているため、安心して飲むことができるそうです。
ただし、多くの地域が硬水です。
安心して飲めるのとおいしく飲めるのは別で、必ずしも水道水を飲む人ばかりとは限りません。
特に軟水で育った私たち日本人にとってドイツの硬水は馴染みがなく、おいしいと感じる人は少ないのではないでしょうか。
我が家は比較的硬度が低い地域なので、水道水をそのまま飲んでもまずくて飲めないということはありません。
それでもケトルでお湯を沸かすとカルキがこびり付くし、お風呂などの水回りはすぐ白くなります。
さらに硬度が高い地域に住む方はそれだけでなく、シャワーで髪を洗うと違和感があったり、お茶をおいしく淹れられなかったりするそうです。
生活する上で何かと不便な硬水。
そんな硬水対策には浄水器が便利です。
用途別にいくつか種類があるのでご紹介していきます。
浄水器
ブリタ ポット型
飲み水用に我が家ではブリタを使っています。
水道水を入れて置いておくと、フィルターでろ過された水が溜まっていきます。
これがあれば手軽で簡単においしい水が飲めます。
フィルター交換も1か月に1度(商品による)で済むし、すぐできるので苦になりません。
飲み水としてはもちろん、料理にもこの水を使っています。
特に便利なのは、ケトルがカルキで汚れないこと。
1度固まってしまったカルキを掃除するのは大変なので、これはありがたいです。
唯一の難点は冷蔵庫の中で場所を取ること。
ドアポケットの半分を占領してしまうので、ちょっと邪魔だと感じることもあります。
スーパーで売られている中でも数少ない軟水で、個人的に1番おいしいお水です◎
ブリタ 蛇口型
冷蔵庫が狭くなるのは困るという方には、蛇口に直接取り付けるタイプの浄水器が良いと思います。
一度設置してしまえば、日々の生活での手間がぐっと減ります。
使っている人の話を聞くと、ろ過のせいで水が出にくくなるといったこともなさそうです。
デメリットは、蛇口の形によって合わない場合があること。
我が家の蛇口は少し特殊な形をしているので、残念ながらこのタイプは取り付けられませんでした。
イオナック 浄水シャワー
飲み水だけでなく、シャワーの水も気になるという方は、浄水器付きシャワーヘッドに替えるという手もあります。
硬水で髪を洗うとキシキシしたりベタベタしたりで不快だし、シャンプーも泡立ちにくいです。
いつのまにかお風呂がカルキだらけなんてこともあります。
シャワーヘッドを替えることでこうした悩みを解消できたら嬉しいですよね。
安い物でもないし、定期的にフィルター交換が必要ではありますが、日々のイライラから解放されると思ったら、試す価値はあります。
小さな子どものいる家庭だと、やはり肌への負担を考えて使っているという話も聞きます。
イオナック公式サイトから買えば海外発送もしてくれるようなので、実際に生活してみて不便だと感じてから検討することもできます。
おわりに
ドイツの各地域の水道水の硬度はこちらに詳しく載っています。
サイト上部の検索欄に町の名前か郵便番号を入れて、自分が住んでいるところの硬度を調べてみてください。
水が体に合わないというのは辛いことです。
時には浄水器を使いつつ、硬水とうまく付き合っていきましょう。