慣れない土地で風邪を引いてしまうと何かと大変です。
具合が悪くて辛いのに、薬を調べたり、病院を探したりするのは一苦労ですよね。
そうならないために、元気なうちに対策をちょっと考えておきましょう。
今回は私が体調を崩したときの対処法を3段階に分けてご紹介します。
なんとなく知っているだけでもいざという時に役に立つと思うので、ぜひ読んでみてください。
ドラッグストア
なんとなく体調が良くない、これから風邪を引きそう、微熱かも、といった軽い症状の場合はドラッグストアで買える程度のものでとりあえず様子をみます。
おすすめはハーブティー!
ドラッグストアにはいろんな用途のハーブティーがたくさん売っているので、自分の症状に合ったものを探すことができます。
ちょっとした風邪のときは、薬ではなくこういったお茶を飲むなどして、できるだけ自然治癒を目指すのがドイツ流です。
他にものど飴や、薬用入浴剤、ビタミン剤など、病院に行かなくても手に入るものを上手に利用しながらゆっくり休んで治していきます。
薬局(Apotheke)
熱が上がってきた、咳が止まらない、といったつらい症状が出ていて薬が欲しい時には、薬局に相談しに行きます。
特に解熱剤は、日本と違ってドラッグストアには売っていないので、薬局で買いましょう。
薬によっては医師の処方箋が無いと買えないものもありますが、咳止めなどは直接薬局で買うことができます。
薬剤師さんに症状を説明すると、それに合った薬を出してもらうこともできるので便利です。
夜間休日など病院が閉まっている時でも、地域ごとに当番制で救急窓口を開けて、急な病気の相談に対応しているようです。
次に病院が開くまで待てないという場合は、近くの薬局を探してみると良いかもしれません。
こちらで住所を入れると検索できます。
病院
症状が重い、長引いている、といった自分ではどうしようもない状況では病院を受診します。
ドイツではまずHausarzt、日本で言うかかりつけ医を受診するのが基本です。
かかりつけ医に相談して、医師に必要だと判断されれば紹介状を持ってより大きな病院に行くこともあります。
しかし、このかかりつけ医を見つけるのが大変だったりします。
人気の病院だと新しい患者さんを引き受けない所もあるようで、予約しようとしても断られる可能性も。
事前に確認してから行くといいと思います。
また、仕事を病気で休む際に診断書が必要なときも受診する必要があります。
そういう場合は仕方ないですが、病院は待ち時間が長いことが多いので、必要なときだけ行くことをおすすめします。
おわりに
健康なときには、あまり病院を探す気にはなれないかと思います。
でも不慣れな土地にいるのであれば、いざという時のための準備はしておきたいところです。
どんなものがどんな所で手に入るかなど、普段からちょっと意識しておくだけでも役に立つ日が来ますよ。