海外暮らしの美容室事情

海外に住み始めてみて意外と困ること。
それは美容室です。
日本にいた時のように「思い立ったらすぐ予約！」とはいかず、何かと不便に感じます。

私はドイツで暮らしていますが、地元の美容室には行ったことがありません。
その代わり、日本人による（主に）日本人のための美容室まで時間をかけて行っています。

そのあたりをお伝えできたらと思います。

地元の美容室

私がいま住んでいるのはドイツの中では田舎で小さな町です。
美容室はもちろんありますが、英語が通じる人はいたりいなかったり。
都会ならどこでも英語が伝わるかといったらそうではないのかもしれませんが。

私のドイツ語は超初級者レベルなので、お店の人とうまくコミュニケーションを取れる自信がありません。
英語が全く伝わらない美容室となるとハードルが高ーく感じます。

ちなみに夫は家の近くの美容室に何度か行っています。
夫は私よりドイツ語がわかりませんが、写真を見せてイメージを伝えたりしているそうです。
要は気持ちの問題ですね。

夫がお店の人に聞いた話によると、アジア人の髪は固めで、やっぱり切りにくいそうです。
慣れていない人に切ってもらうのも少し心配で、そこでもまた私の地元の美容室に対するハードルが上がります。

日系美容室

そこで私は美容室に行きたいとき、デュッセルドルフという町に行きます。
我が家からは車で２，３時間かかります。

このデュッセルドルフという町には日本人が多く住んでいて、日本人のためのお店もたくさんあります。
ラーメン、本、食材、雑貨など、日本の物を日本人が売るお店がぎゅっと集まった場所です。
無印良品やユニクロのような人気ブランドの店舗もあって、たまに行くとオアシスのように感じます。

美容室もその1つで、スタッフは日本人、お客さんもほぼ日本人というお店がデュッセルドルフにはいくつかあります。
そういうお店に半年に１回くらい行って、髪を切ったり染めたりしてもらっています。

そしてその機会を利用して、日本の食材や服を買い込み、焼き肉を食べて帰ってくるのがお決まりのコースです。

自宅美容室

美容室にいかず、家で自分たちで髪を切るという方法もあります。
特に男性は髪が短い分、切る間隔も短くなり、毎回デュッセルドルフまで行くのは大変です。
バリカンがあればそれなりにはなるので、次回美容室に行くまでのつなぎとして家で切ることも。
コツさえ調べれば割と簡単にできるので、自宅美容室も良い手だと思います。

私も前髪くらいなら自分で切るし、子供がいる家だとお母さんが切ってあげたりしているようです。

いろいろ工夫して何とか乗り切っています。