ドイツではマヌケな人を「角の生えた牛」と表現するそう。
そんな不名誉な牛をたくさん集めてしまう1番のマヌケは誰だ!
概要
対象年齢 8歳以上
プレイ人数 2-10人
プレイ時間 45分
終了条件
いずれかのプレイヤーが66マイナスポイントを取ったら終了
勝利条件
ゲーム終了時にマイナスポイントが少ないプレイヤーの勝利
内容物
1~104の数字が書かれたカード104枚
準備
ゲームを始める前に準備をしていきましょう。
ポイント記録用に紙とペンを用意する
自分のカードは他の人に見せないようにしましょう
この4枚がスタートとなり、場に4列できることになります
残った山札は2ラウンド目以降でしか使わないのでよけておく
遊び方
準備ができたらいよいよゲームスタート!
このゲームはみんなで同時に進めていきます。
1枚ずつ手札を出しては場に並べていき、10枚全てがなくなったら1ラウンド終了という流れです。
それでは詳しく見ていきましょう!
出すカードを決める
各プレイヤーは手札の中から自分が出すカードを決めます。
ルールに慣れるまでは深く考えずに、とりあえず出してみましょう。
決めたカードは裏返したまま自分の前に置いておきます。
全員のカードが出揃ったら一斉に表向きにして、お互いの数字を確認します。
場に並べる
次に、出されたカードを場に並べましょう。
以下の2つのルールに従って、4列どれかの最後尾にカードを置いていきます。
この時、カードの数字が小さい順に処理していきましょう。
1. 数が大きくなるように並べる
各列は、だんだんと数字が大きくなるように並べなくてはいけません。
つまり、列の最後の数字より大きい数字しかその列には置けないということです。
自分のカードの数字が小さすぎて置く場所が無い!という場合については後ほど。
2. 差が最小になるように並べる
自分が出したカードより数が小さい列が複数あった場合、その中で1番数が近い列に置かなければなりません。
どんなに数が近くても、先頭のカードの前に置くことや、列の間に割り込んで置くことはできません。
カードを引き取る
ゲームを進めていくと、カードを引き取る場面が出てきます。
このゲームでは「カードを引き取る=マイナスポイントが加算される」ということです。
ポイントの見方は後ほど。
カードを引き取らなければならないのは次の2つの場合です。
どちらの場合も引き取ったカードは最後のポイント計算の時に使うので、手札には加えないようにしてください。
1. 1列に5枚並んでいる場合
場に4つある列ですが、実はそれぞれ5枚までしか並べることができません。
自分が出したカードがその列の6枚目になってしまった場合、すでにあった5枚のカード全てを引き取ります。
そして、いま自分が出したカードを残して、新しい1列を作ります。
2. 自分の出したカードが一番小さい場合
どの列より小さい数のカードを出した場合はどこにも並べることができません。
その時は、好きな列を選んで引き取り、出したカードを先頭にして新しい列を作ります。
ポイント計算
以上を繰り返し、全員が手札10枚を出し切ったら1ラウンド終了です。
最後のカードの処理まで終わったら、ポイント計算をしましょう。
ゲーム中に引き取ったカードのポイントを数えていくのですが、カードの枚数や数字をそのまま使うわけではありません。
カードの上下をよく見ると、角の生えた牛の絵が小さく描かれていると思います。
この牛の数をポイントとして数えます。
カードの数字と牛の数には決まりがあって、次のようになっています。
5、15、25、… 牛2つ(2ポイント)
10、20、30、… 牛3つ(3ポイント)
11、22、33、… 牛5つ(5ポイント)
55 牛7つ(7ポイント)
そして、このポイントはマイナスポイントです。
各プレイヤーのポイントはメモしておきましょう。
同じように何ラウンドか繰り返し、誰かが累計66マイナスポイントを取ったらゲーム終了となります。
その時点で獲得ポイントが一番少なかったプレイヤーの勝利です!