ドイツ語の勉強を始めて約2年経ちますが、そのほとんどは独学でした。
独学のメリットは自分のペースで勉強できること。
忙しくて語学学校に通えなくても、やる気さえあればスキマ時間で語学を習得することができます。
デメリットは勉強がなかなか続かないこと。
ひとりだとつい勉強を後回しにして、そのままやめてしまう…なんてこともありますよね。
しかし勉強を続けるためにはちょっとしたコツがあるんです!
そのコツとはずばり勉強を習慣化することです。
勉強する癖をつけて習慣にしてしまうことで、無理なく勉強を続けることができます。
そこで今回は、私がドイツ語を独学で習得するために行っている5つの習慣を紹介していきたいと思います。
覚える
語学習得のために欠かせないのが、語彙力。
当たり前のことかもしれませんが、単語を多く覚えて、それを使いこなせるようになることはとても大切です。
単語を覚えるときのポイントは、1度にたくさん覚えようとしないこと。
1日5個でも10個でもいいので、毎日少しずつ覚えることが重要です。
習慣化するためには、手の届くところに単語帳を置いておくのが良いと思います。
思いついたときにさっと開いて見る癖をつけましょう。
例えば私はテレビを見るときCMの間だけ単語帳を開いたりします。
覚えたばかりの単語は忘れやすいので、復習も忘れずに。
調べる
ドイツで暮らしていたら、知らない言葉にたくさん出会うと思います。
ドイツにいなくても「これドイツ語でなんて言うんだろう?」と気になることがあるかもしれません。
そんな疑問を持ったら、勉強のチャンスです!
どんな小さなことでも、疑問に思ったことはすぐ調べてみましょう。
看板の意味でも、動物の名前でも、発音の仕方でも。
わからないこと、気になったことを積極的に調べていくと、自然と知識が身に付いてきます。
自分から調べたことは忘れにくいし、それを使う日がいつかやってくるものです。
疑問を解決することで、ドイツ語に対するモチベーションも上がるので、一石二鳥な習慣だと思います。
聞く
独学というと、つい机に向かって黙々と勉強してしまいがちですが、語学は音で学ぶことも必要です。
いくら言葉の意味を知っていても、その言葉をまず聞き取れないと始まらないからです。
リスニングができるようになるためには、繰り返し聴くしかありません。
何か教材に付いている音声でもいいし、無料で見られる動画もいろいろあります。
私が使っているリスニング教材はこちら↓で紹介しています。
ドイツ語初心者におすすめ教材&勉強法
初心者を抜け出そう!ドイツ語中級者におすすめ教材&勉強法
映画で楽しくドイツ語勉強♪
最初は上手に聞き取れなくても、聞き流しておけば大丈夫!
どんどん聴いてドイツ語のリズムや発音に慣れていきましょう。
組み立てる
単語を覚えたり、文法の勉強をしたりしていても、いざ人と会話しようとすると自分の言いたいことがなかなか出てこないもの。
会話ができないといつまでたっても上達している気がしません。
言いたいことをすらっと言えるようになるためには、文を組み立てる練習が必要です。
ふと頭に浮かんだことをドイツ語だったらどう言い表すのかを考える癖をつけましょう。
「今日は7時にご飯を食べよう」
「スーパーに買い物に行かなくちゃ」
「雨が降りそうだな」
など、簡単な文をドイツ語で言ってみる習慣をつけると、ぐんとドイツ語力がアップします。
実際の会話ではいちいち頭で組み立てている時間はほとんどありません。
考えなくても口から出るようになるのを目指して、何度も文を作る練習をしましょう。
話す
独学といってもやっぱり人と話す練習はしたいです。
実際の会話では参考書の例文や自分の想像と同じようにはいかないし、前もって準備するわけにもいきません。
ドイツに住んでいれば、店員さんやご近所さんと少し話すことも良い練習です。
オンラインで会話をするツールを探してみることもできます。
学生さんであれば、学校内でタンデムパートナーを見つけることもできるかもしれません。
何かしらの方法を見つけて本物の会話をすることで、さらにドイツ語を自分のものにしていきましょう。
うまくいってもいかなくても、もっと勉強を頑張ろうと思うきっかけにもなるはずです。
おわりに
語学勉強は毎日コツコツ続けることが大事だとよく言われますが、本当にその通りだと思います。
無理なく続けられるように、日々の生活に少しずつ勉強を取り入れていってみてください。
習慣化さえできてしまえば、勉強も苦しいものではなくなります。
今回ご紹介した5つの習慣は、ドイツ語だけでなくどの言語にも当てはまるものです。
新しい言葉を話せるようになりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。