今年も長い冬がやってきました。
最近は夕方4時半頃から朝8時過ぎまで暗く、昼間も天気の悪い日が多いため、常にどんよりしています。
そうなると、どうしても気持ちまで沈んでしまうものです。
そんなぱっとしない今の時期を、前向きに元気に過ごすためのヒントをご紹介できたらと思います。
ドイツの冬に負けそう…という方はぜひ試してみてください!
クリスマスを楽しむ
長い冬の間で、クリスマス前の約1か月間は町も人も明るくて、とても楽しいときです。
クリスマスツリーはほとんどの家で本物の木を準備して飾りつけます。
アドベント期間はキャンドルやカレンダーなどでクリスマスが来るまでを数えながら大切に待ちます。
せっかくドイツにいるのであれば、クリスマスを思う存分取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして忘れてはいけないのがクリスマスマーケット!
寒い中で飲むグリューワインは特別感があって大好きです。
きらきらしたお店がずらっと並んでいるのを見るだけでも飽きないし、暗い気分も忘れてしまいます。
暖かい家で過ごす
クリスマスが終わり、花火の爆発音で新年を迎えた後は、また再び暗い冬に直面します。
凍える寒さの中わざわざ外に出るのも億劫に。
そんな時は家の中で過ごすのが一番。
優秀な暖房器具で寒さ対策がしっかりされているので、ドイツの家は外の寒さを忘れるくらい暖かいです。
おいしいお茶をお供に、本を読んだり、編み物をしたり、静かに冬を味わうのも悪くない時間だと思います。
私も冬になると毛糸を買い込み、せっせといろんなものを編んでいます。
時間を忘れて没頭できるし、作る時も、作ったものを使う時も楽しいですよ♪
みんなで過ごす
とは言え、寒いからとずっと家にこもったままだと、それはそれで気が滅入ってしまいます。
時には人と会って話したり、みんなでわいわいすることも必要です。
そこで、ぜひみなさんにやってみて頂きたいのがボードゲーム!
ボードゲーム大国とも呼ばれるドイツにはおもしろいゲームが本当にたくさんあります。
お酒とごはんを持ち寄り集まって、カードや駒を並べたテーブルを囲んで過ごすのは冬の醍醐味です。
ただ会話を楽しむのも楽しいですが、ボードゲームのようにじっくり考えたり、あれこれ言い合ったりしていると、いつも以上に長い夜があっという間に過ぎていきます。
子どもから大人まで楽しめるゲームもあるので、家族や親戚で集まった時にもおすすめです。
ビタミンDをとる
何をしてもどうも気持ちが晴れないという方は、もしかしたらビタミンDが足りていないかもしれません。
日本で暮らしているとあまり意識しないことですが、人は太陽の光を浴びないとビタミンDが不足しがちになってしまいます。
ビタミンDが不足すると、体だけでなく心にも悪影響が出て、うつになってしまうこともあるそうです。
ドイツの冬は天気の悪さもあって日照時間が極端に短いので、多くの人がサプリでビタミンDを補っています。
ドラッグストアで簡単に手に入るので、冬は私も日常的に取り入れるようにしました。
たまに良く晴れた日があると、みんなこぞって寒い中外に出て日光浴をしています。
いくらサプリを飲んでいてもやっぱり晴れの日の気持ちよさにはかなわず、太陽のありがたみを感じる瞬間です。
おわりに
ドイツに来たばかりの方は、まだそれほど冬に抵抗がないかもしれません。
しかししばらく暮らして、夏との落差を感じるようになるにつれて、だんだんと冬の厳しさに気付くこともあるかと思います。
その際はここで挙げたヒントを少しでも思い出して、元気に過ごしていただけたら嬉しいです。