いつの間にか季節が流れ、ドイツは本格的な冬を迎えています。
ドイツの冬と言ったら、やっぱりクリスマスマーケット!
ドイツ語ではWeihnachtsmarkt(ヴァイナハツマークト)と言います。
寒くて暗い冬の唯一の楽しみと言っても過言ではありません。
日本からクリスマスマーケットを目当てに旅行に来る方も多いと思います。
これから楽しもうという方にぜひ試してほしい定番グルメを8つご紹介していきます!
Glühwein
まずクリスマスマーケットといったら外せないのが、Glühwein(グリューヴァイン)!
言わずと知れた、スパイスの効いたホットワインのことです。
寒い中で飲む、あったかいGlühweinは格別です。
ワインそのものはもちろん、カップもお楽しみの1つですよね。
地域やお店によってデザインが違うので、わくわくしながら自分好みのものを探せます。
ちなみにカップ不要な方は、お店に飲み終わったカップを返すとカップ代が返金されます。
持って帰りたいという方はそのまま持って帰ってOK!
良いおみやげになりますよ。
Bratwurst
もうひとつ定番中の定番なのが、Bratwurst(ブラートブースト)という焼きソーセージです。
ドイツに来たらソーセージはかかせません!
クリスマスマーケットでも人気で、食べている人をよく見かけます。
ソーセージがパンに挟まれていて、ケチャップなどを付けて食べるので、ホットドッグを食べる感じです。
ドイツを感じさせてくれるグルメかなと思います。
Currywurst
さらにソーセージを楽しみたい方にはCurrywurst(カリーブースト)もおすすめ!
名前そのままにカレー味のソーセージです。
クリスマスマーケットでなくても、普段からフードトラックなどで売られていて、こちらも人気の食べ物です。
ケチャップにカレー粉が混ぜてあるようなソースが味の決め手で、それぞれのお店でこだわりがあるとか。
子どもから大人までみんなで楽しめる味です。
Pommes
Currywurstとよくセットになっているのが、Pommes(ポメス)というドイツのフライドポテトです。
というか、何にでも付いてくるイメージです。
じゃがいもが主食の1つであるドイツではPommesは本当によく食べられています。
そのままPommesだけで売っているお店もあるので、食べ歩きのお供としてぜひ食べてみてください。
じゃがいも大国なだけあって、ドイツのPommesはおいしいものばかりです。
Reibekuchen
私が好きでよく食べるのが、Reibekuchen(ライベクーヘン)です。
Kartoffelpufferとも呼ばれる、ハッシュドポテトのような、こちらもじゃがいも料理です。
特徴的なのが、Apfelmusというりんごジャム風ソースを付けて食べること。
一見合わなそうな組み合わせですが、しょっぱさと甘さがちょうど良いバランスで、想像以上においしいのです!
騙されたと思って一度試してみてください。
Flammkuchen
Flammkuchen(フラムクーヘン)は、薄いピザのような料理です。
ドイツでは主に南部で食べられているようです。
ピザよりも生地が薄くてパリパリした感じなので、そこまで重たくなく、おやつ感覚で食べられます。
レストランなどでも食べられる名物料理です。
Lebkuchen
ドイツのクリスマスの代表的なお菓子といえばLebkuchen(レープクーヘン)です。
ジンジャーブレッドのように、スパイス入りの焼き菓子です。
チョコレートでコーティングされたり、カラフルにデコレーションされたりしたものがずらっと並んでいて、見ているだけでクリスマスらしさを感じます。
1つずつ個包装されていることも多いので、旅のおみやげとしてプレゼントしても喜ばれると思います。
Stollen
最後は、日本でも広まっているStollen(シュトーレン)。
ドライフルーツがぎっしり詰まったケーキに粉砂糖がかかっていて、見た目も冬らしいスイーツです。
基本的には保存食なので、きちんと管理すれば春までもつ物も。
ドイツでは大きなケーキを丸々どんっと用意して、少しずつ食べて冬を過ごすそうです。
優しい甘さの素朴な味を楽しんではいかがでしょうか。
おわりに
実際のクリスマスマーケットには、食べ物以外にもクリスマス飾りや、キャンドル、ハンドメイドの手袋など、様々なお店が並びます。
紹介しきれなかったグルメもまだまだたくさんあります。
ラインナップには地域性も出るので、いくつか回ってみるのも楽しいと思います。
寒さ対策、スリ対策を忘れずに、本場のクリスマスマーケットを味わってみてください。