誰にとっても少しワクワクする日、誕生日。
ドイツで仲良くなった人の誕生日を知ったとき、心からお祝いしたいですよね。
日本とはお祝いの仕方が違うって本当?
など、意外と知らないドイツ流の誕生日についてご紹介します!
お祝いの言葉
ドイツ語で「誕生日」はGeburtstagです。
「お誕生日おめでとう」は…
・Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag!
・Alles gute zum Geburtstag!
どちらも同じような意味なので、言いやすい方でOKです。
気を付けたいのは、ドイツで前祝いはタブーだということ!
もちろん誕生日当日におめでとうと言うのが一番ですが、もし当日に伝えられない場合でも前もって言うのはやめましょう。
誕生日前にお祝いするくらいなら、誕生日が過ぎてからのほうが良いとされています。
そんなときは「遅れちゃったけど…」という意味のnachträglichを最初に付けると良いですね。
誕生日パーティー
誕生日パーティーというと、子どものためのものというイメージが強いと思います。
しかしドイツでは、大人でも誕生日をしっかりお祝いしている人が多い印象です。
しかも驚くことに、その誕生日パーティーは本人の主催で行われます。
パーティーの企画から支払いまで、全て誕生日を迎えた本人が担い、ケーキも手作りなことが多いです。
子どもの誕生日の場合、自宅で何かレクリエーションをしたり、遊べる施設を借りてみたりと、全ての準備を親がしなくてはならないので、それはもう一大イベントです。
プレゼント
誕生日パーティーに招待された人たちは、何かしらプレゼントを持って参加します。
といっても高価で特別なものである必要はなく、お花やお酒、メッセージカードだったり、もしくは本人に欲しいものを聞いてしまってその通りに用意したりします。
受け取ったプレゼントはその場で開けて大丈夫です。
日本の場合、もらったばかりの物をすぐに開けると失礼に当たる場合もありますが、ドイツではそんなことはありません。
「開けてもいい?」と聞いてからだとより丁寧ですね◎
ケーキ
ドイツでも誕生日にケーキを食べるのは定番です。
それだけでなく、誕生日の人が学校や職場にケーキを持参してみんなに配るなんて風習も。
日頃の感謝を伝えるという意味もあるらしいので、そんな人を見かけたら遠慮せずに受け取って一緒にお祝いしてみましょう!
おわりに
誕生日のお祝いひとつとっても文化の違いが感じられておもしろいなぁと思います。
そんな違いも大切に、楽しくお祝いできたらいいですね。